福島県須賀川市の60代男性が27日までに、交流サイト(SNS)などを通して約1580万円分の暗号資産と現金約2万7000円をだまし取られたと須賀川署に届け出た。同署は投資詐欺事件とみて捜査している。
同署によると、男性が5月下旬、インターネットの投資に関するバナー広告にアクセスしたところ、外国人の女から電話で会員登録費用として現金約2万7000円の入金を求められた。その後、日本人の男を名乗る人物などからSNSアプリや暗号資産アプリを取得するよう指示され、投資名目で複数回にわたり暗号資産を送金。総額約1580万円分の暗号資産をだまし取られたという。
男性が解約しようとしたところ、さらに金銭を請求されたため不審に思い、同署に相談して被害が発覚した。
