イオンタウン(千葉市)とイオン東北(秋田市)は、福島市南矢野目に整備する複合商業施設について、開業時期を2028年10月1日とすると県に届け出た。これまでは開業時期を27年春としていた。イオンタウンは福島民友新聞社の取材に対し「提案時の計画に沿って手続きを進めたい」としている。
9日の県報に公示された。それによると、県への提出は11月25日で、施設の名称は「イオン福島店・イオンタウン福島南矢野目(仮称)」。27年4月1日に土地の造成工事に着手し、8月1日から建物の建設に入る。特定小売商業施設の延べ面積は1万7300平方メートルで、店舗面積は1万平方メートル。2階建て1棟、1階建て6棟を建設する。
イオン福島店とイオンタウン福島南矢野目(仮称)の集客予定数は1日当たり2万3100人を見込んでいる。
県は今後、周辺市町村や住民に意見を求めた上で、来年6月25日までに事業者に対して県の意見を通知する。
