大相撲の東関脇大栄翔(31)=本名高西勇人、埼玉県出身、追手風部屋=が11日、名古屋場所(13日初日・IGアリーナ)の休場を決めた。師匠の追手風親方(元幕内大翔山)によると6月の稽古で右ふくらはぎを痛め、今月上旬に再び悪化したという。
5場所連続関脇で先場所は10勝を挙げ、今場所で大関昇進の足場固めを狙っていた。
西前頭7枚目の遠藤(34)=本名遠藤聖大、石川県出身、追手風部屋=も休場。追手風親方は10日に右膝手術を受けたとし、今場所は全休する。十両転落は確実で、師匠は「来場所を目指してやるが、また休まないといけないかもしれない」と語った。