【イスラマバード共同】パキスタン南西部クエッタで2日夜、自爆テロがあり、地元メディアなどによると少なくとも13人が死亡、30人前後が負傷した。地元政党の集会後に会場付近で発生し、政党関係者が巻き込まれた。犯行声明は出ていない。
爆発は集会終了の約15分後、参加者が解散している際に起きた。政党の代表もいたが、無事だったという。
クエッタを州都とするバルチスタン州では、州の分離独立を求める反政府武装勢力などが活動している。今年3月には400人以上が乗った列車を襲撃する事件で乗客と治安当局者の少なくとも25人が死亡した。