5日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=148円台前半で取引された。
午前10時現在は前日比20銭円高ドル安の1ドル=148円17~18銭。ユーロは09銭円高ユーロ安の1ユーロ=172円75~79銭。
厚生労働省が朝方公表した7月の毎月勤労統計調査で実質賃金が7カ月ぶりのプラスに転じ、日銀による早期利上げ観測が広がったことで円を買う動きがやや優勢となった。
トランプ米大統領が日本から輸入する自動車の関税を引き下げる大統領令に署名したと伝わったが、外為ブローカーは「反応は限定的だった」と指摘した。