• X
  • facebook
  • line

秋季高校野球福島県大会11日開幕、59チーム組み合わせ決定

2025/09/04 07:15

須賀川で行われた秋季東北地区高校野球県大会の組み合わせ抽選会

 来春の選抜高校野球大会出場につながる第77回秋季東北地区高校野球福島県大会の組み合わせ抽選会が3日、須賀川市で開かれ、出場68校56チームの対戦カードが決まった。夏の甲子園に出場した聖光学院は、いわき総合・平商・磐城農―白河の勝者と初戦となる2回戦を戦う。1、2回戦の会場と日程は4日に発表される。

 シード校は福島大会優勝の聖光学院、準優勝の会津北嶺、支部大会優勝の福島成蹊、尚志、学法石川、磐城、ふたば未来、会津支部大会準優勝の南会津の8校。抽選会では各校の監督らがくじを引いた。

 大会は11日に開幕する。あづま球場(福島市)をメインに、ヨーク開成山スタジアム(郡山市)、ヨークいわきスタジアム(いわき市)、白河グリーンスタジアム(白河市)、信夫ケ丘球場(福島市)の5会場で試合を行う。ヨーク開成山スタジアムで行われる準々決勝が順延になった場合は、しらさわグリーンパーク球場(本宮市)を使用する。

 日程は11~15、20~23、27、28日。決勝は28日にあづま球場で行われる。午後0時半開始予定。上位3校は10月9日から岩手県で開かれる東北大会に出場する。

 【大会展望】秋5連覇狙う聖光

 夏の福島大会後、新チームで練習を重ねてきた56チームが東北大会の切符を懸けて激突する。

 県中支部優勝の尚志と相双支部優勝のふたば未来のブロックは実力校が名を連ね、激戦必至だ。2年連続東北大会出場を狙う東日大昌平と福島大会ベスト8の日大東北が初戦でぶつかる。

 県北支部優勝の福島成蹊といわき支部優勝の磐城のブロックは、支部大会初優勝で勢いに乗る福島成蹊の戦いぶりに注目だ。光南は昨秋ベスト8の悔しさを晴らし、2年ぶりの東北大会出場を決められるか。

 会津支部準優勝の南会津と5連覇が懸かる聖光学院のブロックは、今夏の甲子園に出場した聖光学院が頭一つ抜けた存在。県中支部準優勝の安積、近年は上位常連のいわき湯本が対抗馬となりそう。

 県南支部を制した学法石川と福島大会で初の準優勝に輝いた会津北嶺のブロックは、両校が軸となりそう。実力校の田村や平工が上位をうかがう。

この記事をSNSで伝える:

  • X
  • facebook
  • line