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遺族に1・5億円支払いへ 化粧品会社のパワハラ自殺

2025/09/11 13:09

 東京地裁

 化粧品会社の「ディー・アップ」(東京)に勤務していた女性=当時(25)=が社長からパワーハラスメントを受けて自殺したとして遺族が賠償を求めた訴訟で、東京地裁は11日までに、同社社長の辞任や1億5千万円の調停金の支払いなどを決定した。遺族側の代理人弁護士が同日、東京都内で記者会見し、明らかにした。9日付。

 訴状などによると、亡くなった里実さんは入社した2021年、同僚とのトラブルをきっかけに社長に呼び出され、「会社をなめるな」などと一方的に叱責された。翌年にうつ病と診断。休職期間満了を理由に解雇された後に自殺を図り、意識が戻らないまま23年10月に死亡した。

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