戦闘機のパイロットを鹿児島空港に運び、空母に戻るため飛行中だった英軍のヘリコプターAW101から10日午後、操縦席左側の窓が鹿児島湾に落下したことが11日、防衛省九州防衛局などへの取材で分かった。縦1・5メートル、横2・5メートルで、けが人などの被害は確認されていない。
防衛局によると、ヘリは、鹿児島空港への緊急着陸から1カ月とどまっていた英空軍F35Bステルス戦闘機のパイロットを運んだ。空母プリンス・オブ・ウェールズに戻る午後2時40分ごろ、窓が落下した。
F35Bは10日午後5時ごろ、空港を離陸した。