自民党総裁選(10月4日投開票)は22日の告示を前に、高市早苗前経済安全保障担当相と小泉進次郎農相、林芳正官房長官、小林鷹之元経済安保相の4氏が、週内に出馬会見に臨む。茂木敏充前幹事長を含む5人は昨年の総裁選に立候補している。混戦が見込まれ、国会議員295票と同数の党員・党友による地方票をどれだけ獲得できるかが勝敗を左右する。昨年勝利した石破茂首相の支持者の動向も鍵を握る。
「ポスト石破」を問う報道各社の世論調査で高市、小泉両氏が上位を占め、総裁選の軸になるとの見方もあるが、情勢はまだ流動的だ。
高市氏はできる限り出馬会見を遅らせ、他陣営の出方を見極めて打ち出す政策を練る。