みらい、党員制度を創設　組織拡大へ月額３プラン

　チームみらいの安野貴博党首は１８日の記者会見で、党員制度を創設し、募集を始めたと発表した。党費が異なる三つの月額プランを用意し、党大会への参加形式などで差を図る。企業・団体献金を受けず、政治資金パーティーは実施しない方針を堅持しつつ、組織拡大に向けて安定的な収入を確保する狙いがある。

　党大会への参加をオンラインに限定した「スターター」が１５００円、実際の党大会に参加でき、党首選の投票権が与えられる「レギュラー」は５千円とした。「プレミアム」は党大会を優先席で観覧でき、党費は１万円以上。具体額は党員本人が決められる。

　安野氏は、１７日夜から募集を開始し、１６０人以上が党員になったと説明。「立ち上がりとしては悪くない」と感想を述べた。