石破茂首相は19日、バーレーンのサルマン皇太子と官邸で会談し、両国関係を「戦略的パートナーシップ」へと格上げすることで一致した。首相は「関係を新たな高みに引き上げる。2国間、国際社会での協力を一層強化したい」と強調。サルマン氏は「政治、経済など多様な分野での協力拡大を追求したい」と述べた。
これに先立ち、首相はクロアチアのプレンコビッチ首相と会談し、ロシアによるウクライナ侵攻への対応で緊密に連携する方針を確認。若者が外国で働きながら長期滞在できる「ワーキングホリデー」制度の導入に向けて実質合意しており、人的交流の活性化も図る。