天皇、皇后両陛下は6日、大阪市の大阪・関西万博の会場を訪れ、国連パビリオンや国際機関館などを視察された。万博会場を訪れるのは4月以来2回目。
国連パビリオンでは、創設80年の歴史をたどり、国連児童基金(ユニセフ)による途上国での活動の説明に耳を傾けた。国際機関館に移り、加盟10カ国の魅力をPRした東南アジア諸国連合(ASEAN)、歴代万博会場の風景を公開したゾーンを見て回った。
ロボット学者石黒浩氏が手がけたパビリオン「いのちの未来」で、夏目漱石をモデルにしたアンドロイドの展示を見学し、天皇陛下は「すごく人間らしかったですね」と話していたという。