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北海道新幹線36キロまで減速 運転士「ぼーっとした」

2025/10/09 11:04

 青函トンネルに入る北海道新幹線=2016年、青森県今別町

 JR北海道は9日、北海道新幹線が奥津軽いまべつ(青森県今別町)―木古内(北海道木古内町)間の青函トンネル内を走行中、一時的に時速36キロまで減速する事案が9月にあったと発表した。運転士は「ぼーっとしていた」と説明しているという。乗客50人にけがはなかった。

 JR北海道によると、9月30日午後11時ごろ、車両が青函トンネルに入った後、トンネル内の上り勾配で大幅に減速。車掌からの車内連絡電話で運転士が気付いてスピードを上げ、終点の新函館北斗駅には定刻通り到着した。

 出発前の点呼で運転士の体調に問題はなく、薬物やアルコールの摂取も確認されなかった。

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