【シンガポール共同】週明け13日のアジア外国為替市場の円相場は対ドルで下落し、一時1ドル=152円40銭前後を付けた。前週末に円高が急激に進んだ反動で円売りが優勢となり、10日のニューヨーク市場と比べて1円程度円安ドル高が進行した。
シンガポールの午後5時現在は1ドル=152円34銭。
13日は日本が祝日のため東京市場は休場。三井住友銀行(在シンガポール)の阿部良太エコノミストは「ロンドン市場が開いて円売りが見られるも勢いが乏しい。日本の政治情勢次第で今後の展開は大きく変わってくる」と分析した。