大相撲の須山(28)=木瀬部屋、肥後ノ龍(39)=同、木瀬の海(24)=同=の3人は4日、いわき市小名浜の共生型デイサービス「三崎こみゅんデイサービス」を訪れ、手作りのちゃんこを振る舞った。会場には多くの地域住民が訪れ、現役力士と交流した。
町おこしや子どもへの食育を目的に、地域の小規模事業者らでつくる「いわきで力士とちゃんこの会」が「第2回いわきに力士がやってくる!」と題して開いた。6月に続いての開催で、同部屋のちゃんこ長を務める肥後ノ龍が中心となって調理を担当し、主に市内産の食材を使って約200人分の塩ちゃんこを作った。
3人は来場者へちゃんこを手渡したり、ファンとの記念撮影に気軽に応じるなどして交流を図った。相撲グッズの販売なども繰り広げられた。
前回に続き参加した須山は「以前来てくれた人がまた来てくれたりしてとても感動した。一人でも多くの子どもたちに相撲に興味を持ってもらえたらうれしい」と話した。
次回の開催は来年1月下旬ごろを予定しているという。