【北京共同】米アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)は15日、北京で中国の李楽成工業情報相と面会し、中国での投資拡大や協力の強化に言及した。工業情報省が明らかにした。
クック氏は中国と「ウィンウィンの発展を実現したい」とも述べた。李氏はアップルを含む外資企業にとって「良いビジネス環境をさらに整備していきたい」と話した。
アップルは「iPhone(アイフォーン)」の大半を中国で生産しているが、米中摩擦の激化を受けインドでの生産を増やしているとされる。ただトランプ米大統領は5月、アイフォーンをインドなど国外で生産した場合は少なくとも25%の関税を課す考えを示していた。