日本生産性本部は28日、2024年の余暇の過ごし方を調査した「レジャー白書2025」(確定版)を公表した。観光や外食、趣味など余暇関連の市場規模は前年比5・6%増の75兆2030億円だった。ただ宿泊費などの高騰により、国内観光旅行や外食といった多くの余暇活動で参加人口は減少した。
市場規模は新型コロナウイルス流行前の水準に回復したが、過去最高だった1996年(90兆9140億円)からは大きな開きがある。
参加人口(実数の推計値)は国内観光旅行が4680万人で、3年連続の首位だったが、1・3%減少した。2位の動画鑑賞は有料配信サービスの普及などから人数が2・5%増え、3690万人。
