【慶州共同】トランプ米大統領は29日、合成麻薬フェンタニルの流入を理由に中国に課している20%の追加関税を引き下げるつもりだと述べた。30日の米中首脳会談での合意を示唆した。中国が流入を食い止めるための対策で協力するはずだと理由を説明した。日本から韓国へ向かう大統領専用機内で記者団の取材に答えた。
トランプ氏は29日午前、日本訪問を終え韓国に到着し、アジア太平洋経済協力会議(APEC)の最高経営責任者(CEO)サミットで演説した。その後、李在明大統領と会談。30日午前には中国の習近平国家主席と会談し、中国によるレアアース(希土類)の輸出規制なども協議し、摩擦解消を狙う。
