ロッテは29日、宮崎県都城市での秋季キャンプがスタートした。サブロー監督の新体制が始動し、初日から7時間超の練習を実施。トスした球を打ち込む練習では、脚のけいれんを訴えた選手も。監督は「誰よりも(バットを)振ったという自信を持ってほしい」と狙いを話した。キャンプは11月17日まで。
今季は最下位に低迷した。セレモニーでは「悔しさを胸に、伝説の伊東キャンプを超えるようなキャンプをできたら」と宣言。1979年に5位に沈んだ巨人・長嶋茂雄監督(故人)が敢行した静岡県伊東市での有名な猛練習になぞらえ、厳しいキャンプでチームを鍛え直すとした。新監督は「きつい練習に耐えて、心身ともに強い選手、チームになってほしい」と期待を寄せた。
