JR東日本は、上越新幹線の新潟と長岡の両駅で、6日から「顔認証改札」の実証実験を始める。乗車券を持たずに改札を通過でき、大きな荷物やベビーカー携行時の利便性向上を目指す。新幹線定期券の利用者約500人が応募し、あらかじめ顔写真を登録。来年3月末まで精度を検証する。
5日の事前公開では、新潟駅で顔認証用のカメラを取り付けた改札機をお披露目。長岡駅では、専用の顔認証改札機が新たに設置された。JR社員が、手ぶらで改札を通過する「ウオークスルー」を実演した。
JR東管内で顔認証改札の実証実験は初めてという。担当者は「一日でも早く導入できるよう努力したい」と述べた。
