【キーウ共同】ウクライナ主要メディア、ウクラインスカ・プラウダは11日、国家汚職対策局(NABU)などがエネルギー業界の不正疑惑を巡り、チェルニショフ元副首相兼国民統合相を捜査対象にしていると報じた。職権を乱用して多額の不正資金を得て、資金洗浄をした疑いが持たれているという。
同メディアは10日、NABUが前エネルギー相のハルシチェンコ司法相の自宅や、ゼレンスキー大統領の元ビジネスパートナーで実業家ミンディッチ氏の関係先を家宅捜索したと伝えていた。
NABUは不正疑惑に関連し、ビジネスマンや元エネルギー相顧問ら5人を拘束したとしているが、具体的な身元は明らかにしていない。
