部下へのセクハラが指摘された沖縄県南城市の古謝景春市長が17日、副市長を通じ、市議会議長宛ての辞職届を提出した。市議会は議会運営委員会を開き、辞職届を承認しない方針を決定。休憩中の本会議を再開し、古謝氏に対する再度の不信任決議案を採決する。再可決は必至の情勢で、古謝氏は失職し、50日以内に市長選が行われる見通し。古謝氏は17日午前の本会議を欠席した。
市議会は9月、古謝氏への不信任決議を可決。これに対抗する形で古謝氏が議会を解散したことに伴う市議選では、当選者の大半が再度の不信任決議案に賛成の意向を示していた。
