政府観光局は18日、10月に日本を訪れた外国人客は推計389万6300人で、このうち18・4%に当たる71万5700人は中国(香港を除く)だったと発表した。円安傾向などを背景に、訪日客数全体は月間として過去2番目に高い水準。前年同月と比べると全体は17・6%増、中国は22・8%増と好調だった。
ただ高市早苗首相の台湾有事を巡る発言を受け、中国政府は国民に訪日を控えるよう呼びかけており、このまま維持できるかどうかは不透明だ。
2025年1~10月の累計は3554万7200人。通年で過去最高だった24年の約3687万人を上回るとみられる。
