【ビエンチャン共同】ラオスを公式訪問中の天皇、皇后両陛下の長女愛子さまは18日、首都ビエンチャンでトンルン国家主席を表敬訪問された。日本との外交関係樹立70周年に合わせた公式行事で、夜はパーニー国家副主席主催の晩さん会が催された。
愛子さまは晩さん会で初のスピーチに臨み、長年の努力によって築かれた両国の友好協力関係を「私たち若い世代が受け継ぎ、美しい花を咲かせていく」とした上で「この機会に、お互いの国への理解や関心がより一層高まり、悠久のメコン川の流れのように、どこまでも発展していくよう願っています」と述べた。
これに先立ち、国家主席府でトンルン国家主席と面会し「ラオスを訪問することができ、大変ありがたく思っています。皆さまに温かくおもてなしを頂き、とてもうれしく思っています」と述べた。両陛下からのメッセージとして「両国の友好親善が一層深まることを願っています」と伝えた。
国家主席は、愛子さまの初の海外公式訪問がラオスとなったことを喜び「関係がさらに発展していくことを期待している」と語った。
