【ワシントン共同】ベセント米財務長官は18日、米FOXニュースのインタビューで、トランプ大統領が連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長候補を12月のクリスマス前に指名するとの見通しを示した。現職のパウエル議長の任期は2026年5月まで。
12月半ばにトランプ氏が3人の最終候補と会い「クリスマスの前に答えが分かることを期待している」と述べた。指名された候補は議会上院の承認を経て就任する。
候補者にはFRBのウォラー理事、ウォーシュ元理事、国家経済会議(NEC)のハセット委員長らの名前が挙がっている。トランプ氏は政策金利引き下げに慎重姿勢を崩さなかったパウエル氏を繰り返し批判してきた。
