東京デフリンピックを主催する国際ろう者スポーツ委員会(ICSD)のコーサ会長が19日、聞こえない人や聞こえにくい人向けの先端技術が設けられている東京都内の駅や商業施設を視察し「障害者も情報にアクセスできるよう工夫されており、素晴らしい施策だ」と評価した。
東京メトロ日比谷駅では、構内のアナウンスを多言語の文字に変換する「みえるアナウンス」を自身のスマートフォンで実際に試した。東京ミッドタウン日比谷や東京都現代美術館でも、音声を文字化する先端技術のサービスを体験した。「大会開催で改善機運が高まっているのではないか」と手話で期待感を示した。
