聴覚障害者の国際スポーツ大会「東京デフリンピック」第5日の19日、陸上男子400mで山田真樹(28)=ぴあ=が47秒61で金メダルに輝いた。今大会、全競技を通じて日本勢で初の「金」。村田悠祐(仙台大)は5位だった。
山田は父が日本人、母が英国人で、幼少期に聴覚障害が判明。東京・中央ろう学校高等部で陸上を始め、2017年サムスン大会(トルコ)の200mと400mリレーで金、400mで銀を獲得した。俳優としても活動し、東京大会では「大会の顔」として公式ポスターに起用された。
卓球の女子ダブルスで、山田瑞恵(SMBC日興証券)山田萌心(島根・明誠高)組が銅メダルを獲得した。亀沢理穂(住友電設)木村亜美(HOS)組は準々決勝で敗れた。
射撃男子のライフル伏射で、84歳の高桑昭紀は予選14位で決勝に進めなかった。
