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大分佐賀関火災、消火活動続く 発生3日目、終息見通せず

2025/11/20 09:16

 大分市佐賀関の大規模火災現場付近で上空から放水する自衛隊のヘリコプター=20日午前8時4分

 大分市佐賀関で発生した大規模火災で、地元消防や自衛隊は20日、消火活動を続けた。市によると、焼損範囲は約4万8900平方メートルに及び、発生3日目となったが鎮火の見通しは立っていない。県は20日午前、災害対策本部会議を開催。現場からは19日、性別不明の遺体が見つかり、連絡が取れていない住民男性(76)とみて身元確認を進めている。

 県などによると、住宅など170棟以上が燃えた他、周辺の山林10カ所程度や現場から約1・4キロ離れた無人島の蔦島にも延焼した。足立信也市長は19日の現場視察後「20日にも鎮圧に近づくが、鎮火にはもう数日かかるだろう」との見通しを示した。

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