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墜落小型機の損傷状況を確認 福岡県警、運輸安全委も現地へ

2025/11/20 09:58

 小型航空機墜落事故の現場に向かう運輸安全委員会の航空事故調査官ら=20日午前、福岡県八女市

 福岡県八女市で18日に小型航空機が墜落した事故で、運輸安全委員会の航空事故調査官や県警の捜査員らが20日、事故状況の確認作業を進めるため、現場の山中に入った。墜落原因の解明に向け、機体の損傷状態を詳しく調べる。

 県警は19日に現場から搬出した乗員とみられる3人の遺体について、身元確認を進めるとともに、司法解剖して詳しく調べる。機体は損傷が激しく、個々の航空機を識別するための機体記号も判別できていなかった。

 機体は3人が乗っていたとみられる単発プロペラ機シーラスSR20。大阪府の八尾空港に向けて佐賀空港を離陸し、約20分後に救難信号を発信した。国土交通省は墜落したとみて航空事故に認定した。

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