ＦＡ松葉貴大投手、中日に残留　３５歳の技巧派サウスポー

　中日から海外フリーエージェント（ＦＡ）権を行使した松葉貴大投手（３５）が２２日、残留を表明した。バンテリンドームナゴヤで取材に応じ「（ＦＡ）宣言してからもドラゴンズを一番に考えていた。このチームで優勝したい気持ちが日に日に増してきた」と話した。

　中日からは既に複数年契約を提示されていた。「中途半端な形でファンの皆さんの前に立ちたくない」と、この日のファン感謝イベントを前に決断。来場者に直接報告すると、大きな拍手で歓迎された。先発陣の一角として期待される来季へ「チームの中心でいたい。若い子に負けないように」と意気込んだ。