佐賀本部長「真摯に対応」　件数食い違い、精査の意向

　警察庁が、佐賀県警のＤＮＡ型鑑定不正に関する特別監察の中間報告を公表したことを受け、県警の福田英之本部長は２７日「引き続き特別監察に真摯に対応し、結果を県民に説明する」とのコメントを発表した。中嶋昌幸警務部長は２７日、記者会見を開き「内容を精査し、適切に対応していく」と述べた。

　県警は１３０件の不正鑑定のうち１６件を証拠として検察庁に送ったとしていたが、警察庁の調査では２５件だったと判明。中嶋氏は「どの件がずれていたのかまだ把握できていない。これから精査する」とした。