【ブリュッセル共同】半導体分野で世界的に有名なベルギーの研究機関imec(アイメック)のルク・ファンデンホーブ最高経営責任者(CEO)は4日、同国ルーベンの本部で日本の記者団の取材に応じ、次世代半導体の国産化を目指すラピダスについて「生産拠点の整備などで非常にスピード感があり、感銘を受けた」と評価した。
アイメックがラピダスからの人材を受け入れており「今や重要なパートナーの一つだ」と強調。ラピダス設立に至った官民連携の動きを念頭に「日本の取り組みの大胆さに敬意を表する」と、アイメックとしても支援する意向を示した。
半導体の部品や材料などを例に挙げ「日本の技術力がなければ先端半導体の製造は不可能だ」とした。
