【ウィーン共同】欧州を中心とする国別対抗音楽祭「ユーロビジョン」を主催する欧州放送連合(EBU)は4日、ジュネーブで総会を開き、来年5月にウィーンで開かれる音楽祭へのイスラエルの参加を認めた。これに反発し、スペイン、オランダ、アイルランド、スロベニアの各放送局がボイコットを表明した。
主催者によると、同音楽祭は1956年からほぼ毎年続く、世界最大のライブ音楽イベント。今年はスイス北部バーゼルで開催され、約1億7千万人が視聴した。
4カ国の放送局は、イスラエルが攻撃したパレスチナ自治区ガザでの惨状や報道の自由の制限などを不参加の理由としている。
