俳優の越山敬達(15)、中西希亜良(13)、池松壮亮(33)が1日、東京・丸の内の日本外国特派員協会で行われた映画『ぼくのお日さま』の上映会に登壇した。
【写真】凛々しい表情!ブラックスーツでビシッと登場した池松壮亮
会見では、撮影時に脚本を事前に渡さなかったという事実も明かされ、報道陣を驚かせた。しかし、越山は「今思うと…」とイタズラっぽい笑顔でやや含みを持たせながら、「自分の自然体を引き出してもらえる一番いいやり方なんじゃないかと思いますし、一番やりやすかったとも思います」と充実した表情を浮かべた。
続けて、中西も「もちろん自分とは違うものを演じるわけですが、脚本がなかったことで、固められたキャラクターを演じているというよりも自分自身の姿もそこに感じることができた」と振り返り、「未経験者である私にとってはすごくやりやすいアプローチでした」と感謝した。
貫禄すらも感じさせる回答を返していた越山と中西だが、未成年の就労時間制限で記者会見は途中退出。2人が退席した後、池松は「本当は2人がいる場で言いたかったんですが…」と悔やみつつ、「本当に2人は役を演じる以上のこと、これまでたどってきた人生を役にのせていて魅力的だったんです」と称賛。
自身は「どうやって2人に演技を、映画を楽しんでもらうか、役に没頭してもらうかということだけを考えていて、スケートのコーチという役を越えてサポートさせていただきました」としみじみ語っていた。
上映会にはこのほか、奥山大史監督(28)も登壇した。
本作では、田舎町のスケートリンクを舞台に、吃音のあるアイスホッケーが苦手な少年・タクヤ(越山)と、選手の夢をあきらめたスケートのコーチ・荒川(池松)、コーチに憧れるスケート少女・さくら(中西)の3人の視点で、淡くて切ない小さな恋の物語が描かれる。今作で商業映画デビューとなった奥山監督は、自ら撮影、脚本、編集も手がけた。
今年5月にフランスで行われた『第77回カンヌ国際映画祭』では、日本作品で唯一オフィシャルセレクションの「ある視点」部門に選出。ドビュッシー劇場での公式上映後には、約8分におよぶスタンディングオベーションで称えられた。
映画『ぼくのお日さま』、撮影当日まで脚本は渡さず 主演・越山敬達&中西希亜良「やりやすかった」
2024/07/01 20:36
- 映画
アクセスランキング
【新まち食堂物語】泰平食堂・田村市 数々の困難乗り越える
-
ADDITIONAL TIME 欧州サッカー侍戦記
-
全国学力テスト2025
-
参院選2025 コンテンツ一覧
-
福島民友新聞創刊130周年特集
信頼~福島民友の現在地~
新聞の仕事や歴史 マンガで紹介 -
夏の観光特集
紙面公開中! -
狩猟の魅力をたっぷり紹介!
会津若松・いわき・郡山で開催
お申込はこちら! -
トヨタソーシャルフェス2025
-
全国学力テスト2025(外部特設サイト)
-
気になる話題を深掘り!
ビジュアルニュース -
民友のワークシート~新聞コンクール
-
いわきFC2025試合日程
-
みんゆうデジタルアーカイブ
みんゆうみるもん -
大学入学共通テスト
追・再試験問題 -
掲載写真とバックナンバー
注文はこちら -
OPEN CAMPUS
オープンキャンパス2025【PR】 -
Smile&Smile
ふくしま子育て応援隊【PR】 -
民友ゆうゆう倶楽部
-福島県のシニアライフをサポート- -
それ、調べます
みんゆう特命係~ゆう特~ -
知る・備える・身を守る
#イイソナエ キャンペーン【PR】 -
PR TIMES
福島県内・隣県関係プレスリリース情報 -
マーケット速報
-
福島民友NEWSmart