次世代ガールズバンドプロジェクト『BanG Dream!（バンドリ！）』から生まれたリアルバンド・Roselia（ロゼリア）が30日、東京・東京ガーデンシアターで全国ツアー『Roselia LIVE TOUR「Rosenchor」』のファイナルを開催。アンコールを含む14曲を披露した。
【写真】初の全国ツアー完走！キービジュアルと同じポーズをとるRoselia
本ツアーは、2016年のバンド始動当初からメンバー（相羽あいな／Vo、工藤晴香／Gt、中島由貴／Ba、櫻川めぐ／Dr、志崎樺音／Key）が目標の1つとして掲げていた「全国ツアー」が8年越しに実現した、念願の1stツアー。ドイツ語で合唱を意味する“chor”を掲げ、大阪を皮切りに北海道、愛知、福岡、東京をめぐる。
オープニングアクトには、『夢ノ結唱』プロジェクトから誕生した人工歌唱ソフト「ROSE」が登場し、カバー曲「魂のルフラン」と、BOOM BOOM SATELLITESの中野雅之とTHE NOVEMBERSの小林祐介によるロックバンド・THE SPELLBOUNDが手がけた「マルカリアンチェイン」を届けた。
Roseliaのステージは、ツアー初日からオープニングを飾ってきた同バンドの新たなアンセム「ROZEN HORIZON」でスタート。相羽が前日から腰の痛みを訴え、一部の演出を変更するというアクシデントもあったが、それをまったく感じさせない、7公演を経て一層研ぎ澄まされた歌唱やバンドのアンサンブル、パワフルなステージングでファンを魅了した。
ファイナルらしくツアーの道程を感じさせるMCもはさみ、“一番大きな声”を求めた「PASSIONATE ANTHEM」でさらに加速しつつ、大阪公演で初披露となった「覚悟のLiberation」などを立て続けにパフォーマンス。全公演にわたって熾烈な争いを繰り広げてきた“キャラくず”でも波乱を巻き起こしながら、本編後半では、次なるステージへと突き進む意志を叫ぶ「Dear Gleam」「一逢のFull Glory」を届けた。
その後、26日にリリースしたばかりの3rdフルアルバム『Fur immer』（※uはウムラウト記号つき）収録の新曲「Floral Haven」をライブ初披露。約4ヶ月間におよぶツアーで各都市に根を下ろし、様々な花を咲かせてきたことを明示するように、輝かしく堂々たる音色を会場中に響かせていた。
■『Roselia LIVE TOUR「Rosenchor」』東京ガーデンシアターDAY2公演セットリスト
▼夢ノ結唱 ROSE（オープニングアクト）
01. 魂のルフラン
02. マルカリアンチェイン
▼Roselia
01. ROZEN HORIZON
02. ONENESS
03. PASSIONATE ANTHEM
04. 覚悟のLiberation
05. “UNIONS” Road
06. THE HISTORIC...
07. R
08. 軌跡
09. Sprechchor
10. Dear Gleam
11. 一逢のFull Glory
12. Floral Haven
＜アンコール＞
En1. FIRE BIRD
En2. VIOLET LINE
■Roselia LIVE TOUR「Rosenchor」日程
2月17日（土） 大阪・大阪城ホール※終了
2月18日（日） 大阪・大阪城ホール※終了
5月4日（土） 北海道・カナモトホール（札幌市民ホール）※終了
5月5日（日） 北海道・カナモトホール（札幌市民ホール）※終了
5月18日（土） 愛知・愛知県芸術劇場 大ホール※終了
5月26日（日） 福岡・福岡サンパレス※終了
6月29日（土） 東京・東京ガーデンシアター※終了
6月30日（日） 東京・東京ガーデンシアター※終了
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