野田サトル氏の同名漫画を俳優の山崎賢人（※崎＝たつさき）主演で実写化した『ゴールデンカムイ』。今年1月19日より公開され、興行収入30億円を突破する大ヒットとなった映画の続編となるドラマシリーズ第1弾『連続ドラマＷゴールデンカムイ ―北海道刺青囚人争奪編―』（全9話）が、WOWOWで10月6日午後10時より独占放送・配信されることが発表された。原作ファンを唸らせるシーンが目白押しの予告編映像も解禁となった。
【動画】ドラマシリーズ版の最新予告編映像も完成ッ
明治末期の北海道を舞台に、莫大なアイヌの埋蔵金を巡る一攫千金ミステリーと、厳しい大自然の中で一癖も二癖もある魅力的なキャラクターたちが躍動するサバイバル・バトルアクションが魅力の『ゴールデンカムイ』。「北海道刺青囚人争奪編」では、金塊の在りかを示す暗号が刻まれた刺青を背負った囚人狩りが本格化する。
映画より杉元役の山崎、アシリパ（※リ＝小文字）役の山田杏奈、そのほか眞栄田郷敦、矢本悠馬、工藤阿須加、柳俊太郎（※柳＝木へんに夘）、大谷亮平、勝矢、木場勝己、玉木宏、舘ひろしらメインキャラクター全員が続投。新たに、キロランケ役の池内博之、インカラマッ（※ラ＝小文字）役の高橋メアリージュン、家永カノ役の桜井ユキ、奥山夏太郎役の塩野瑛久らが加わる。
さらに、杉元一行×鶴見中尉率いるたち第七師団×土方一派の前に立ちはだかる新キャラクターとそのキャストを追加発表。
“悪夢の熊撃ち”の異名をとる二瓶鉄造役に藤本隆宏。エゾオオカミであるレタラ（※ラ＝小文字）への異常なまでの執着を見せ、杉元らの前に立ちはだかる。杉元と運命的に出会う辺見和雄役に萩原聖人。杉元の生き様に心酔し、“煌めき”を求め戦いを挑む。賭場を牛耳るヤクザの親分若山輝一郎役に渋川清彦。杉元一行と思わぬ形で遭遇し、極限の状況下で相対する。
イカサマ自由自在の凄腕壺振りの仲沢達弥役に木村知貴。相手の目を欺く芝居にも余念がなく、数々のイカサマ賭博で利益をもたらしてきた。剥（はく）製作りに情熱を持ち、海外からも注文が舞い込むほどの人気を博す「江渡貝剥製所」を構える天才的な剥製職人である江渡貝弥作役に古川雄輝。人の皮を用いた服を作成しており、それを称賛する鶴見に思わぬことを依頼される。
腕利きの贋作師・熊岸長庵役に徳井優。元来の画家としての技術を用いて精巧な偽札を作っている。そして、変装の名手にして多くの詐欺を働いている鈴川聖弘役に山路和弘。その腕を買われ、杉元たちの“ある作戦”に協力する羽目になる。
全員クセ者の7人の新キャラクターたちが配置されたビジュアルからは徹底的に追求したメイクや衣裳のこだわりが感じ取れ、本編への期待が高まる仕上がりだ。
また新たな予告編映像は、刺青人皮の争奪戦の火蓋が切って落とされ、アシリパを盾にする谷垣に対して、「その子を盾に使うなぁ!!!」と怒り狂う杉元の姿で幕を開け、「ネズミどもが動き出したか…」と不敵に笑う鶴見、そして刀を入念に確認する土方の姿も確認できる。
キロランケ、インカラマッ、家永カノ、奥山夏太郎など、さまざまなキャラクターが入り乱れ、もはや誰が味方で、誰が敵なのか分からないスリリングな展開を予感させる。「手を組むか、この場で殺しあうか、選べ！」と銃を構え、杉元に選択を迫る土方の緊張感あふれる初の対峙シーンも収められており、三つ巴の戦いの行く末も読めないものに。また突如として現れる巨大なシャチの姿やトロッコでの銃撃戦など、原作ファン必見の数々のシーンも確認することができる。
この記事をSNSで伝える：
