漫画家・押切蓮介氏が、“こんな邦画ホラーがあればいいのに…”と考えながら描き上げ、さまざまなジャンルのホラー作品を数多く手がけてきた白石晃士監督が実写映画化した『サユリ』が8月23日に全国公開される。本作の主演を務めるのは、新進俳優・南出凌嘉。ホラー映画は初出演となる。
【画像】白石晃士監督と談笑するメイキング写真
南出は、2005年8月10日生まれ、18歳。12年後期連続テレビ小説『純と愛』でデビューを果たし、16年には映画『妖怪ウォッチ 空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン!』で映画作品初主演を飾った。主な出演作としてドラマ『ウロボロス-この愛こそ、正義。』『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『姉ちゃんの恋人』、映画『キングダム』(吉沢亮演じる漂の幼少期)、『ザ・ファブル』(岡田准一演じるファブルの幼少期)、『糸』(菅田将暉演じる高橋漣の少年期)などがある。
本作は、とある家族が夢のマイホームへと引っ越した途端、次々と不可解な現象に襲われるというストーリー。南出は、“家”に違和感を抱く神木家の長男で中学3年生の則雄を演じる。
主人公・則雄のキャスティングについて白石監督は、「南出くんは茫洋とした天然な雰囲気もあって、あと空手をやっていたり、大きな現場も踏んでいたりするので、総合的な魅力プラス、そもそも『顔つきが則雄っぽい』ということもありました」と語っている。
ホラー演技初挑戦の南出は役作りについて「則雄と僕は共感できる部分が多かったのですぐに役に入れました。則雄は普段何か問題があった時に受け流しているように見えますが、周りのみんなを安心させようという芯の強さの裏返しで、実はちゃんと受け止めている子という点は意識しました。あと、家族が殺された時のショックを強く演じられるように撮影の合間ではコミュニケーションを取って距離を縮めて、絶望感を感じられるように準備しました」と冷静に分析。
また本作を通して成長できた部分を「演技面ももちろんですが、一番はフィジカルだと思います。恐怖で悲鳴をあげ、怒りで怒号をあげ、叫びっぱなしだったので常に喉との戦いでした。また初めてのホラーということで観客の皆さんと一緒の気持ちで怖がる演技が大事だと思い、共感を得られるような演技を心がけました」と話している。さらに、自身と則雄の似ている部分として「すぐにあくびをするところ」を挙げていた。
そんな南出の現場での姿をとらえたメイキング写真4点が到着。物語の鍵となる(?)太極拳を真剣な顔つきで一人練習する姿や、撮影に挑む前に日差しを浴び気持ちを整える場面、さらには白石監督と話をしながら見せた笑顔も。リラックスした状態で撮影に臨んでいた南出のホラー演技は、劇場で本作を観る十分な理由になるだろう。
南出凌嘉、名だたる俳優の幼少期を演じてきた子役がホラー映画で初主演 撮影中は「叫びっぱなし」
2024/07/22 18:00
- 映画
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