日本プロ野球選手会は22日、公式サイトを更新し、選手に対する誹謗中傷行為等への対応を報告した。
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同会は今年5月、「プロ野球選手に対する誹謗中傷行為等への対応報告（2024年5月）」を公表。当会の顧問弁護士による誹謗中傷対策チームにより、選手に対して誹謗中傷等を行ったアカウントに関して、裁判所に対して発信者情報開示命令申立てを複数件行ったことを報告した。今回の発表は、その対応の報告。
発表で「当該裁判手続においては、様々な誹謗中傷投稿（具体的には、「消えろ」、「ゴミ」、「カス」等の様々な表現を含みますが、これに限られません。）について、選手に対する権利侵害性が認められ、複数のアカウントに関する情報の開示を命じる旨の決定がなされました」と報告。「かかる決定を受けまして、当会は、更に責任を追及すべく、手続きを進めてまいります」と伝えた。
さらに「選手が誹謗中傷に晒されることなくプレーに集中できる環境を整えるために、今後も誹謗中傷対策を一層強化してまいります」とした。
改めて「ファンのみなさまには、繰り返しのお願いにはなりますが、誹謗中傷等を拡散しないこと、SNS等での投稿にあたってマナーを守っていただくことを改めてお願いするとともに、選手の力になる前向きなご声援をたくさん送っていただけることを心より願っています」と呼び掛け。「また、各種メディア関係のみなさまにおかれましては、誹謗中傷等の抑止につながる報道のご協力をお願い致します」とつづった。
最後に「ファンのみなさまにとっても、選手にとっても、野球の魅力が最大限発揮される素晴らしいシーズンになるよう、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます」と締めくくった。
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