俳優の高橋克典が26日、都内で行われた映画『乱歩の幻影』初日舞台あいさつに登壇した。江戸川乱歩役を演じた高橋が、本作の役作りについて語った。
【写真】高橋克典を絶賛した加藤雅也
舞台あいさつの司会は、本作に友情出演もしている俳優の加藤雅也が務めたが、40年来の付き合いだという高橋の乱歩役に「乱歩の作家としての悩み、狂気を非常にうまく表現している。あれは相当いろんなものを読まないとできないことですね」と絶賛した。
小学生のころから、『怪人二十面相』、『明智小五郎』シリーズはほぼすべて読み漁ったという高橋は「その後に、作家としての“江戸川乱歩”を知るわけですが、かなり逸脱している意識を感じさせる作家であるということに気が付いた。狂気とのギリギリにいる人なのかなと思いました。でも、自分にそれを演じる幅がなかったので、“沈黙”の中にいろんな想念を描きました」と役作りについて明かした。
これを聞いた加藤は「これから演じる本だけを読むのではなく、作家の世界観をつかまれているなと。さすがだね。狂気がすばらしかったです」と改めてその演技を称賛した。
ミステリー界のレジェンド・島田荘司氏による、江戸川乱歩の知られざる秘密に迫る『乱歩の幻影』は、島田氏のリアルな体験から発想された幻の名作。本作は、脚本を島田氏自身が執筆し、『20歳のソウル』監督・秋山純氏が、2年の準備期間を経て映画化した。
舞台あいさつには原作の島田氏、俳優の結城モエ、山口大地、嘉島陸、小貫莉奈、秋山純監督も登壇した。
江戸川乱歩役の高橋克典、加藤雅也が絶賛「狂気がすばらしかった」
2024/07/26 19:44
- 映画
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