MBSテレビは26日、8月14日に放送予定だった同局のバラエティー番組『ゼニガメ』（※関西ローカル）の放送を延期すると発表した。
【写真】『ゼニガメ』…ゲストの私物も買取査定していた
『ゼニガメ』をめぐっては、7月17日の放送分で「買豊堂」の出張買取に密着する第3弾を届けた。ゴミ屋敷に埋もれていた謎の金庫から、金の延べ棒が登場し、1274万円の価値があることが明らかに。VTRを見ていた矢部浩之が「宝くじ当たったみたいなもんやな」と声を弾ませ、黒田有も「テレビ的には最高ですもんね」と興奮していた。
同局はその後、「当該部分は、買い取り会社に密着するロケVTRで、古い家屋で遺品整理を行い買い取りを行った箇所です。古い金庫の中から金のインゴットが見つかりましたが、実際には、それらは当該の家屋に元々あったものではない可能性が高いことが分かりました」と伝えていた。
これを踏まえ同局は26日、「弊社番組『ゼニガメ』（水曜午後8：00～9：59放送）について、次回は8月14日と告知しておりましたが、放送延期することを決定しましたのでお知らせいたします。7月17日放送分について、一部事実と異なる部分があると判明したことを受け、現在調査中であるためです」と説明した。
「引き続き調査を進めてまいりますが、番組で事実と異なる内容を放送したことついて、改めて、視聴者の皆様、出演者をはじめ番組関係者の皆様にお詫び申し上げます」と改めて謝罪した。
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