お笑いコンビ・どきどきキャンプの佐藤満春(サトミツ)が、7月25日に児童書『すごいトイレのはなし 1万以上の便器をみがきつづけて。』(Gakken)を発売した。それに先駆けて同17日、東京・杉並区立西田小学校4年生に、特別授業を行った。
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お笑いだけではなく、テレビやラジオ番組の構成作家としても活動してる砂糖は、小学生の頃からトイレが大好きで「毎日利用するトイレの大切さをみんなに知ってほしい。そしてネガティブになりがちなトイレを、ポジティブな場所だと思ってほしい」と、これまでもラジオや本、講演活動などを行ってきた「トイレ博士」でもある。
そんな佐藤が講演会場である体育館に登場すると、集まった子どもたちはと歓声とともにハイタッチで歓迎。佐藤は自己紹介のあとに、大きな声で「僕はトイレが大好きなんです!」とあいさつした。トイレが好きな理由を「ひとりで落ち着ける場所だから」「いろんな種類や機能があるから」「日常で使う大切なものだから」と具体的に話しながら、トイレがいかにすばらしくて、大事なものなのかを生徒たちに伝えていった。
佐藤は勉強も運動も苦手で自信を持てなかった小学生の頃から「トイレは自分が自分でいられる場所で、唯一完全に一人になれ、気持ちを切り替える大切な場所」と話す。また、トイレの種類・機能の話や、お尻を洗うトイレの開発の裏話、日本にあるユニークなトイレなど、クイズを交えながらトイレのおもしろさを解説し、生徒たちも元気よくクイズに答えていた。
「では、トイレでジャーっと流したあとはどうなる?」という質問には、子どもたちから「下水!」「浄水場!」「水再生センター!」という声が次々とあがり、「予習してきたの?」と佐藤も関心。ちょうど4年生は下水の勉強をしていたそうで、授業で習ったことを復習し、より深く知る機会になった。
また「世界にはトイレがなくて困っている人が、世界の人口の5%、約4億人もいる」という話に生徒たちは驚き。「じゃあ、トイレがない世界はどうなると思う? SDGsって知ってる?」という問いかけに、「(生徒のなかに)SDGs博士がいるよ!」と紹介された児童は、トイレ問題はSDGsでも取り上げられていることも知っており、「みんな優秀だね!」と佐藤さんも笑顔になった。
講演後の子どもたちからは「トイレが好きなんていう人がいると思わなかった」「家にあるトイレしか知らなかったけど、いろんなトイレがあるのがわかった」「トイレを使えない人が4億人もいるのは驚いた」「外国人が日本のトイレはすごいって言ってたと聞いて、なんですごいのかと思っていたけど、その理由がわかった」などの感想があり、教科書だけではわからないことを学べて満足げな様子だった。
最後に西田小の児童たちに著書をプレゼントした佐藤は「僕の話に対してのリアクションが早いし、『水再生センター』など具体的なワードも出てくるので驚きました。これをきっかけに、大人になってもトイレをポジティブな場所と捉えてくれたらうれしいです」とコメントした。
“トイレ博士”サトミツが小学生に特別授業「大人になってもトイレをポジティブな場所と捉えてくれたら」
2024/08/01 18:30
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