『第106回全国高等学校野球選手権大会」はきょう19日、ベスト4入りをかけて準々決勝の熱い戦いが繰り広げられている。その第4試合に登場する、島根・大社の3回戦で生まれた名実況が、SNSで大きな話題となっている。
【写真】見事な送りバントからのサヨナラ勝ち！“快進撃”島根・大社、サヨナラのシーンをもう1度
32年ぶりの甲子園出場となった同校は1回戦で、春のセンバツ準優勝、今大会も優勝候補と目され、プロ注目の投手・今朝丸裕喜を擁する報徳学園に競り勝ち、2回戦も長崎・創成館に1点差で勝利。3回戦は、西東京・早稲田実業相手に9回土壇場で追いつき、タイブレークでサヨナラ勝ち。私立強豪校全盛のこの時代、93年ぶりに夏8強入りという公立校の快進撃が、高校野球ファンだけでなく、多くの人々の注目を集めている。
その要因となったのが、サヨナラ勝ちした早稲田実業戦をインターネット配信した「バーチャル高校野球」、「BS朝日4Kチャンネル」で実況を務めたABCテレビの佐藤修平アナウンサーの印象的なフレーズ。
打球がセンター前に抜け、ランナーがホームインした直後に「3対2、島根・大社が、西東京・早稲田実業をやぶり、創部初の夏3勝目！」と状況を的確に伝えた上で「神々の国からやって来た 少年たちの快進撃は 100年の甲子園で まだ続きます」と言葉をつむぐと、SNSではこれが”名実況”と大バズり。
「この実況マジで好きすぎる！」「今年の甲子園で一番いい実況や！」「アナウンサーから名言出たよ。」「試合終了時のアナウンサーの言葉も名言過ぎる！」「この解説が頭から離れない」「歴史に残る名実況だと思う！」と大絶賛された。
そんな大社は、きょう19日の第4試合（午後3時45分試合開始予定）に登場。ベスト4入りをかけて鹿児島・神村学園と対戦する。なお、BS朝日の公式サイトによると、この試合の「バーチャル高校野球」「BS朝日4Kチャンネル」の実況は寺田健人氏（ベスティ）、解説は高嶋仁氏（智弁和歌山前監督）が務める予定となっている。
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