自宅の庭に突然現れ、野良猫の親子の面倒を懸命に見る様子がInstagramで話題となっている。母猫が子猫5匹を連れてやってきたが、やせ細った体に投稿主(@maro_mofy)は思わず餌を与えてしまう。その後、保護団体に連絡をし、親子は無事に保護される。8回にわたり投稿された動画には感謝のコメントが多数寄せられたが、一部の表現をめぐり“炎上騒動”も起きていたそうだ。
【動画カット】炎上した投稿、連れて行かないで!母猫が懸命に我が子を守る姿に涙
投稿主であるmaro_mofyさんは、母猫をキジトラから「きぃちゃん」と名付けアイコンタクトし、親交を深めていった。それでも現状を維持するわけにもいかず、「殺処分だけは嫌だ」と自問自答。悩んだ末に保護団体に連絡し、捕獲器を利用して子猫たちを保護していき、団体へ送られていった。その様子をInstagramではPart1~Part8と切り分けて投稿。Part6の動画で「捕獲」「連れていかれた」と表現したことで、コメント欄が炎上する騒動も巻き起こっていた。
コメント欄には「結局、何がしたいんですか?」などの心無い声もあったが、「批判してる方居ますが私はこの方はすごいと思いますよ。私はきっと可哀想だと思っても行動に移せないと思います」と称賛の意見も多く寄せられた。こうした意見の違いにmaro_mofyさんは、「Part6での言葉の表現のすれ違いは、私の辛い気持ちだけが全面的に出てしまい、見る側の気持ち、団体様側の気持ちに配慮できず大変反省しました」と話す。また、「保護を視野に入れ、糞尿の世話をしていても『餌やり=全て迷惑行為』と考える人達がたくさんいること」には驚いたという。
「元々は、捨てた人間がいることが野良猫の発生原因だと思うのですが、そう考えると、人間の都合により捨てられた猫達が迷惑と思われていることが可哀想でなりません」と私見を主張。
「避妊去勢手術で繁殖を制限するTNR(TRAP『つかまえる』、NEUTER『不妊手術する』、RETURN『元の場所に戻す』の略語)や、保護することを視野に入れた上で、捕獲のためにご飯をあげる行為は、ただの迷惑行為とは違うと個人的には考えています」
また、「地域の自治体や保護団体によっては、考え方が違うかもしれませんが、我が家では依頼した保護団体様と方針が同じでした。最終目的は保護なので、それにつなげる捕獲を容易にする餌やりは、たったの数日間でしたが、非常に有効だったと思います」と振り返った。
今回のことで、「TNRでリターンされた子の場合は、繁殖せずにその地域で一代限りの猫生を生きていけるよう地域の方の理解が必要ですが、TNRの必要性も大切だと勉強になりました」と学びが多かったことを明かした。
「きぃちゃん親子からは、たくさんの幸せをもらいました。この子達のために、自分に何が出来るだろうと悩み、真剣に向き合ったことは、私にとって糧となりました。今回の出来事を投稿したことで寄せられたご意見からも、色々と考え勉強させられました。また、この動画を通して、沢山の方がきぃちゃん親子の幸せを願い涙して下さいました。こういった貴重な時間を得られたのは、きぃちゃん親子からのプレゼントだと思っています」
猫への餌やりはすべて迷惑行為? 野良猫親子めぐるプチ炎上に疑問「捕獲、保護のために有効だった」
2024/08/21 20:10
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