妻夫木聡、浅野忠信と「バディものの映画がやれたらいいな」

　俳優の浅野忠信が、9月2日から放送される『サッポロ生ビール黒ラベル』のTV CM「大人エレベーター」シリーズ第45弾に50歳大人代表として登場する。同じく俳優の妻夫木聡の質問に対して真摯（しんし）に向き合い、演技に対するこだわりや人生観を赤裸々に語る。

【場面カット】まるで映画のワンシーン！黒のスーツを着て人生観を語る浅野忠信

　架空の「大人エレベーター」に乗り込んだメインキャラクターの妻夫木がフロア数に応じた年齢の大人たちに出会い、「サッポロ生ビール黒ラベル」を味わいながら「大人」というテーマについて本音で語り合うTV CMの第45弾。
　１軒の古びたレストランでラムチョップをほおばる浅野が妻夫木を笑顔で迎える。黒のスーツ姿の2人が対峙する様子は、まるで映画のワンシーン。「時代の変化ってどう思いますか」「AIにいい映画は作れると思いますか」。そんな妻夫木の問いかけに、浅野は飾らない言葉で答える。

　過去には何度も共演している2人だが、妻夫木は「こんなに濃い話をできたのは初めて」と振り返る。撮影後、「とても楽しかったです。浅野さんは、僕がもうデビューした時からの憧れの存在でもあった方ですし、何回も共演させていただく中でどんどん進化される姿を目の当たりにしてきたので。俳優の中のグループ分けをする際、『浅野忠信』というジャンルがあるぐらい、浅野さんは僕の中では別格なポジションにいる方ですね。“浅野さんがいるだけでその作品を豊かにしてくれる”それぐらい力を持った、パワーを持った俳優の方だと僕は思っています」と浅野の魅力を力説。「今日、お互い黒のスーツを着ていたので、いつか浅野さんとバディものの映画がやれたらいいなと、一緒にお話ししていて思っていました（笑）。浅野さんがもし自分の相棒的存在だったら本当に頼もしいだろうし、良いことも悲しいことも笑える気がして…そういう映画ができたらいいな」との希望も語った。
　一方、浅野は共演してみたい役柄について「妻夫木さんが例えば僕のアシスタントとか助手とかマネージャーとか、そういう役やってもらって、僕は本当に適当にしているだけの役っていうのは面白そうだなと思います」との思いを披瀝。2人が共演する時はどんなバディものになるのだろうかと、期待が膨らむ。