俳優でアーティスト・のん(31)が『第16回伊丹十三賞』(主催:公益財団法人ITM伊丹記念財団、協力:伊丹プロダクション)を受賞し、6日に都内で行われた贈呈式に出席。主演を務めた朝ドラ『あまちゃん』で共演した宮本信子からの祝福を喜んだ。
【写真】あふれる透明感!シースルーの衣装で登場したのん
今回の受賞の理由として、「俳優、ミュージシャン、映画監督、アーティスト……困難を乗りこえ自由な表現に挑み続ける創作活動にたいして」と、その活動が評価されたことが挙げられた。
伊丹十三賞を主催する、伊丹十三記念館館長で伊丹さんの妻の宮本信子(79)は、『あまちゃん』でのんが演じたアキの祖母・夏を演じていた。この日は出席がかなわず、ビデオメッセージを寄せた。
のんとは、朝ドラ制作発表会見で初めて顔を合わせたという宮本は「最初会ったときは大丈夫かな?と不安になった」と当時を回想。「この子を支え、守らなきゃと思いました。長い苦しい時間や道があって、耐えて頑張ったと思います。そのことをバネにして、強く、大きく成長しましたね。こんなすてきなことはないと思います」とのんの活躍を認めた。そんな宮本の言葉にのんは「すごいうれしいです。この賞をいただけることは、宮本さんも私の活動を認めてくれたんだと感じました」と喜びをかみしめた。
伊丹十三賞は、デザイナー、イラストレーター、俳優、エッセイスト、テレビマン、雑誌編集長、映画監督など、さまざまな分野で才能を発揮し、つねに斬新、しかも本格的であった仕事によって時代を切り拓く役割を果たした伊丹十三氏の遺業を記念して、創設された賞。ITM伊丹記念財団による伊丹十三顕彰事業のひとつとして 2008年に創設し、これまで、糸井重里、タモリ、内田樹、森本千絵、池上彰、リリー・フランキー、新井敏記、是枝裕和、星野源、磯田道史、玉川奈々福、宮藤官九郎、清水ミチコ、小池一子、三谷幸喜が受賞している。
のんは、1993年7月13日生まれ。2016年、劇場アニメ『この世界の片隅に』主人公・すずの声を演じ、第38回ヨコハマ映画祭審査員特別賞を受賞。22年2月に自身が脚本、監督、主演の映画『Ribbon』が公開した。同年9月、主演映画『さかなのこ』で、第46回日本アカデミー賞「優秀主演女優賞」受賞。24年12月、主演映画『私にふさわしいホテル』公開予定。DMMTVでの実写ドラマ『幸せカナコの殺し屋生活』今冬公開予定。音楽活動では、23年6月に2ndフルアルバム『PURSUE』をリリースした。
式典には、周防正行氏、中村好文氏、平松洋子氏、南伸坊氏が審査員として登壇し、玉置泰氏がMCを務めた。
のん、朝ドラ『あまちゃん』祖母役・宮本信子から『伊丹十三賞』を祝福「耐えて頑張った」
2024/09/06 16:01
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