テレビ朝日『羽鳥慎一モーニングショー』などに出演する社会活動家の石山アンジュ氏が８日、自身のSNSを通じ、事実婚を解消したと公表した。
【写真】事実婚解消 長文で報告した石山アンジュ氏
石山氏は「わたくしごとですが、事実婚を解消しましたことをご報告致します」と切り出した。血縁や制度にとらわれず「意識だけで人は家族になれる。そんな理想を抱いて夫婦になりました」としつつ、「日々変わりゆく生き物のような感情に、背をそむけず、自分たちの関係性を自分たちで認め続けなければならない、そう思っていました」と回顧。「でも私は結果的に、できていなかったのだと思います。それがどれほど難しく弛まぬ努力が必要であることかを深く痛感しました」とつづった。
また、「この公表に至るまで、正直なところ、とても辛い暗闇の時間を過ごしていました。人は心に痛みを感じると、自然と心を閉ざしてしまうものなのかもしれません」とし、「普段はシェアすることを大切にしてきた私も、今回ばかりは閉じこもってしまいました」と明かした。
その上で「今回の経験は自分が大切にしたい生き方を、もう一度しっかりと確信することができました。今は前向きな気持ちで、これから先の人生も楽しみです」と受け止めた。しばらくの間、大分との二拠点生活は幕を閉じるとしつつ、「引き続き私の多拠点ライフは続いていて、全国を飛び回る生活を続けています」と伝えた。
そして「『家族』には様々な形がありますが、そのあり方にとらわれず、つながりという贈り物から愛を学び、皆さんにシェアしていきたいと思います」とし、「祝福をくださった方、私の結婚観に勇気をもらったと言ってくださった皆さまには申し訳ない気持ちでいっぱいです。ただ、この経験を通じて、これからも自分の人生を精一杯生きていくことで、少しでも恩返しできたらと思っています」と言葉をつむいだ。
石山氏は1989年生まれ。シェアリングエコノミーを通じた新しいライフスタイルを提案する活動を行う。『羽鳥慎一モーニングショー」木曜レギュラーのほか、『真相報道バンキシャ！』などでコメンテーターを務める。
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