今週（2024年10/4～10/10）のYouTubeチャートTOP100の週間総視聴回数は先週比で4.0％増、TOP100の初登場作は12作（先週は15作）となった。
【画像】YouTubeチャート週間TOP11～30一覧
2週連続の1位は、弌誠（いっせい）「モエチャッカファイア」（558.3万回）。同曲は、ロールプレイングゲーム『原神』などで知られるHoYoverse の最新作で、全世界で累計5000万以上ダウンロードされている都市ファンタジーアクションRPG『ゼンレスゾーンゼロ』に登場する人気キャラクター「エレン・ジョー」のインスパイアソングとして制作されたもの。ミュージックビデオで描かれているキャラクターデザインは、イラストレーターのハツミノが担当。ゲームの物語やキャラクターの特徴を再現した歌詞と、中毒性のあるサウンド、セクシーな低音ボイスが人気を集め、TikTokで同楽曲を使用した動画の投稿数も急増している。
2001年生まれの弌誠は、作詞・作曲・編曲を自身で行うシンガー・ソングライター。YouTubeを中心に楽曲を公開し、新人ながら映画主題歌やテレビアニメのテーマ曲の書き下ろしも行っている。
2位（先週3位）は、菅田将暉の弟として知られ、マルチアーティストとして活躍する、こっちのけんと「はいよろこんで」（491.8万回）。3位（先週2位）は、Mrs. GREEN APPLE「ライラック」（485.3万回）となった。
12位に初登場したのは、AKASAKI「Bunny Girl」（198.8万回）。SNSでは話題となっていたが、10月2日にフルバージョンをリリース。8日にはYouTubeで100万回再生を突破し、LINE MUSIC「TikTok 人気曲20【10/11】」にも選出されるなど、大バズリ中の作品だ。
AKASAKIは、今年4月に「弾きこもり」で配信デビューした、2006年生まれ、高校3年生のシンガー・ソングライター。7月には「波まかせ」、9月には「夏実」をリリースしている。「Bunny Girl」は二次創作データも公開しており、SNSでの投稿も急増。コメント欄には、「一度聴いたら忘れない」「いつの間にか口ずさんでいる」といった声が並んでいる。
視聴回数を約1.5倍に伸ばし、先週54位から14位にランクアップしたのは、Official髭男dism「Same Blue」（185.9万回）。現在放送中のテレビアニメ『アオのハコ』（TBS系）の主題歌で、転調や変拍子を取り入れながらも、疾走感のある爽やかな作品となっている。
そのほか、TOP30内では、17位にTWICEの日本人メンバー3人で構成されたユニット・MISAMOが安室奈美恵の楽曲をカバーした「NEW LOOK」（162.9万回）、19位に現在放送中のテレビアニメ『ダンダダン』（MBS／TBS系）のオープニングテーマとして書き下ろしたCreepy Nutsの「オトノケ」（156.1万回）が初登場となった。
※カッコ内は視聴回数
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