KinKi Kidsの堂本剛が19日、都内で行われた映画『まる』公開記念舞台あいさつに登壇した。この日は堂本が上映後のイベントでゆるゆるトークを展開。綾野剛や吉岡里帆らキャストを笑顔にした。
【写真】森崎ウィン、小林聡美、綾野剛、吉岡里帆、戸塚純貴らも登壇
すきなシーンを語り合うなかで荻上直子監督が「若草画廊で『僕が沢田です』と、ずっと受け身だった沢田が2ミリくらい前に出る」と挙げると堂本が「試写とかみてくれた知人から『志村（けんさん）の間』って言われました。『あたすが～』ですよね、って。いや、そんなつもりでやってないよって言ったんですけど…確かに見直したら『あたすが～』でした。自然と『あたすが～』になっちゃってました」と志村さんのモノマネを連発して会場を沸かせた。
さらに今、夢中になっている◯◯を聞かれて「あんみつです」と回答。「きっかけは覚えてないんですけど急に好きになりまして。最近よく食べてます。クリームあんみつがすきなんですけど、黒蜜がいいじゃないですか」と熱弁。
綾野も「黒蜜ってなんであんなにうまいんですかね」と共感すれば、堂本は「黒蜜ってステージドリンクでいいなって…」とポツリ。爆笑をさらうと、綾野は「剛さん、ふざけてます？」と確認し、吉岡も「やっぱり面白くしようとしてます？」とツッコミ。堂本は「こういうの欲してらっしゃるかなと想いまして。こっちもできるぞ、と」とその反応に手応えを感じていた。
美大卒だがアートで身を立てられず、人気現代美術家のアシスタントをしている男・沢田（堂本）。独立する気配もなければ、そんな気力さえも失って、言われたことを淡々とこなすことに慣れてしまっている。ある日、通勤途中に事故に遭い、腕のケガが原因で職を失う。部屋に帰ると床には蟻が1匹。その蟻に導かれるように描いた○（まる）を発端に、日常が○に浸食され始める奇想天外な物語。綾野は沢田の隣人で売れない漫画家の横山を演じている。
このほか小林聡美、森崎ウィン、戸塚純貴が参加した。
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