28日放送のテレビ朝日系『報道ステーション』（後10：00）では、メインキャスターの大越健介氏が、フジテレビが27日に開いた記者会見について私見を述べた。
【写真】深々と…頭を下げて謝罪した港浩一氏らフジテレビ幹部
フジテレビは、27日午後4時から2度目の記者会見を実施。批判を招いた1度目の会見の教訓を生かす形での会見だったが、質疑応答では1問目から怒号が飛び交い、終了したのは日付が変わった午前2時半前。“大荒れ”と表現しても差し支えないほどの展開だった。
■大越健介キャスターのコメント全文
記者会見が10時間24分という異例を超えて異様ともいえる長さとなったのは、フジテレビが言う、人権意識の不足がもたらした具体的な影響や、最高実力者である日枝相談役の不在について説得力のある答えがなかった、そして、そもそも1回目の閉鎖的な会見から続くフジテレビ側の仕切りのまずさが挙げられます。
ただ、記者会見の一方の主役は記者たちです。自説を長々と述べたり、やじを飛ばしたり、感情的な発言を繰り返す人がいたのは事実で、最後は会見の場が消耗戦のようになってしまったのは残念でした。記者会見も取材の場である以上、たとえ批判の対象であっても、取材相手に対しては一定のリスペクトを払うのが取材者としてのマナーだと私は思います。
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