フジテレビの宮司愛海アナが、30日放送のフジテレビ系『Live News イット!』(後3:45)に出演。この日発表された「フジテレビジョンの抜本的改革施策」における「アナウンス室の独立」について伝えた。
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同番組では、フジテレビが8つの具体的強化策のなかで、5つ目の「編成、バラエティ部門を解体・再編、アナウンス室を独立させます」という部分をピックアップ。宮司アナは「社内の一部にこれまで、『楽しくなければテレビじゃない』と過度に重視した風土が根付いていたことを重く受け止めて、これまでの組織風土形成に直結していた編成局でありますとか、バラエティー制作局などの制作部門の組織を解体し、再編をするということです」と説明。
続けて「そしてもう1つ、このアナウンス室ですけれども、現在編成局所属なんですが、そこから独立をさせるということです。第三者委員会の報告書の中でもでですね、アナウンサーの立場の脆弱性に関して指摘がありましたけれども、今後、番組の起用方法に関してもアナウンス室の権限を強化するということで、人権に配慮したマネジメントを目指すなどとしています」と説明し、「そこで、こう取り入れる仕組みというのがこちらです。コーディネーター制度を創設するということです。これで、このコーディネーターの方が番組との調整役を果たすということです。さらに、SNS、それから誹謗中傷対策、メンタルケア対策を強化して、1人1人に寄り添った対策を実施していく」と伝えた。
これについて、ビジネスマネジメントなどに詳しい桜美林大学の西山守准教授は、「私もこの問題起きた時に非常にびっくりしたのが、アナウンサーというかアナウンス室の存在でして、結局、上司が誰なのか、誰が権限持っているのかわからないまま、業務かどうかわからないような案件に連れ回されたりしていたということ。そこはしっかり作る必要があると思っておりまして。これに関して、やはり第三者委員会の報告も踏まえた上で、こういった組織作りというところまで提言しているというふうに見えました。そういう意味では、この点は結構、その段階から進んだように思います」と私見を伝えた。
その後も“抜本的改革施策”のなかからいくつか取り上げるなかで、宮司アナは「これ、絵に描いた餅にならないように、よりこの実効性を高めるために社員としてやっていくべきことというのはどういうことだと思いますか?」と再度質問。
西山准教授は、「まず、スケジュールをしっかり可視化していって、できれば数値化していくということです、例えば何パーセント進捗しましたということですとか、何人の報告を受けて、そのうち何人を処分しましたといったようなことですよね。なかなか頑張ってやってますだけだと世の中には伝わりませんので、具体的に数値化していく、第三者の評価を得ていくっていったような仕組みが必要になると思います」と答えた。
宮司愛海アナ、フジ“抜本的改革施策”「アナウンス室の独立」伝える「絵に描いた餅にならないように、よりこの実効性を高めるために…」
2025/04/30 19:51
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